日本の政治家の男女比率は、極端に男性が多く、どの議会でも、80~90%が男性となっています。これは、日本では当たり前でも、世界的には非常にまれな状況です。
そして、男性と女性では「無意識」に決める政策の優先順位が異なるため、どうしても男性は教育や育児に対する公的支出が低くなる傾向があります。
結果として、日本の公的教育負担や子どもへの直接・間接給付は先進国の中でも最低水準です。
この少子化、子育て問題を解決するためには、無意識にも教育・育児への公的支出を高めるような女性議員を増やす必要があります。
2018年にこのような問題を踏まえて、各政党は候補者の男女比率を半々にする努力義務が課されました。しかし、それを残念ながら、与党である自民党や公明党はまったく守っていません。野党は努力をして、半々に近くしています。
ぜひとも、投票の際には、各党の男女比率を注目し、また、日本の暮らしにくい社会を解決するためには、どうやったら女性議員の比率が高まるのか、考えながら、投票をしてほしいと思って、この動画を作りました。
どうか、一緒にこの問題を考えてみてください。